節約ワザ

誰でも節約できる先取り貯金のやり方

先取り貯金とは

先取り貯金とは、収入が入ったタイミングで先に貯金額を決めて、貯金用にお金をわけておくこと。

例えば以下のような感じ

収入

手取り:16万円

支出

固定費:10万円
生活費:5万円

貯金

貯金額:1万円

このように貯金額を先に決めて使わないようにしていくことを先取り貯金といいます。
一部のお金を「無いもの」として扱うことで、使わないようにします。

大した方法ではないように見えますが、心理的に効果のある方法なので、かなりおすすめです。

先取り貯金が効果的な理由

残ったお金を貯金にまわそう、と思っていてもなかなか貯金ができないのが、人間の心理。
そういった心理になるのは理由があります。
その理由は、パーキンソンの法則です。

第二法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

つまり、お金を全部使ってしまうという心理法則があるということです。
パーキンソンの法則を知りたい方は以下の記事を見てください。

先取り貯金のやり方

先取り貯金のルールを決める

先取り貯金にはルールが必要です。
逆に言えばルールを決めてその通りに実行することで、誰でも貯金をすることができます。

先取り貯金のルール

  • 手取り額から固定費を引く
  • 無理のない貯金額を決める
  • 貯金するお金をサブ口座に移動するか、貯金箱に入れる
  • 上の4つのルールを必ず守り、例外は作らない もしくは許容する例外を事前に決めておく

手取り額から固定費を引く

家賃、水道光熱費、通信費、その他必要な支出があればそれを引く。
毎月行く病院やなにかあればそれらを引く。

収入

手取り:16万円

支出

家賃:6万円
水道光熱費:2万円
通信費:1万円

16万円 ー 6万円 ー 2万円 ー 1万円 = 7万円

もっと細かい支出が事前にわかる人は、それらも引いてください。
歯医者、皮膚科、飲み会、など。

無理のない貯金額を決める

貯金:1万円
生活費:6万円

貯金をしたくて無理に貯金額を増やすと、予想外の出費に対応できなくなります。
生活費は予想外の出費にもある程度対応できるくらい余裕を持たせておいた方がいいです。

一度でも例外として貯金を崩すようになると、その後もズルズルと貯金を崩すクセがついてしまいます

ので、実際は以下のように考えた方がよさそうですね。

貯金:1万円
生活費:5万円
予備費:1万円

貯金するお金をサブ口座に移動するか、貯金箱に入れる

貯金するお金は使えないようにします。
サブ口座を開設してもいいですし、開けられない貯金箱に入れてもいいです。

逆に1ヶ月に使う分をまとめて引き出しておいて、追加でお金を引き出さないというルールにするのもいいと思います。
例外は作らず、設定した予算からはみ出すことができない仕組みを作るといいです。

上の3つのルールを必ず守り、例外は作らない
もしくは許容する例外を事前に決めておく

正直これが一番重要だと思っています。

一度でも例外を許すとそれが何度も繰り返されることになります。

今月は仕事頑張ったから、1万円追加チャージしちゃおう、などと例外をやってしまうと、追加チャージに対しての心理的ハードルが下がってしまいます。

一度例外を許すと、どんどん例外による追加が増えていき、結局貯金分を全部使ってしまうことになります。

先取り貯金で失敗しない方法

  • キャッシュカードを持ち歩かない
  • あえて手数料が高い口座に振り込む
  • 現金で引き出して、壊さないと開けることができない貯金箱に入れる
  • 住信SBIネット銀行の目的別口座を利用する
  • B43のポケット機能を使う

キャッシュカードを持ち歩かない

1ヶ月の使う分をまとめて引き出しておいた場合、追加で引き出さないようにキャッシュカードを持ち歩かないというもの効果的です。

あえて手数料が高い口座に振り込む

サブの銀行を開設し、その口座に振り込むことによって先取り貯金をします。
その口座は振込手数料が発生する口座がいいです。

サブ口座からメイン口座に戻す時は、手数料が発生するので、貯金を使う「心理的ハードル」を上げることができます。
「メイン口座に戻すと、手数料かかるからやめとこうか」
となるので、ルールを破りにくくなります。

住信SBIネット銀行の目的別口座を利用する

住信SBIネット銀行には目的別口座というものがあり、目的別口座に貯金したい金額を移すしておくことで、使うことを防ぐことができます。

無料で簡単に目的別口座をつくることができるこの仕組みはかなり便利なので、住信SBIネット銀行の口座を開設するというのもいいと思います。

https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/purpose/

振替手数料もかからず、自動振替の設定もできて超便利。

毎月1万円貯金したければ、月1万円自動振替をする設定にしておくことで、自動的に貯金できます。

私もこの方法を使っています。

住信SBIネット銀行

B43のポケット機能を使う

B43はプリペイド式クレジットカードです。 このカードにはポケットという機能があり、目的別にポケット分けることができます。

例えば「貯金」というポケットを作り、毎月そのポケットに入れることで先取り貯金をするという方法も効果的です。

貯金が119円しか無いことはスルーでお願いします。

B/43

【まとめ】先取り貯金は仕組みづくりが9割

一度仕組みを作ってしまえば、あとは時間が経つと勝手にお金が貯まっていきます。
ルールを破らず、とにかく毎月仕組みのままにしておけば貯金ができるのが、先取り貯金のいいところです。

先取り貯金をして、たくさんお金を貯めて億万長者になりましょう。

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