なぜ節約の前に健康なのか？
- 健康体で貯金０円の人生
- 一生入院生活で貯金100億円の人生
選ぶならどちらがいいか？
僕なら考える余地なく「健康体で貯金0円の人生」を選ぶ。（でもちょっと０円は嫌だ）
健康な心身はお金よりも価値がある。
お金は人生を幸福に近づけてくれるツールではあるが、前提条件として自由な時間と健康な心身がある。
入院生活でたくさんをお金を持っていたとしても、好きな場所に行くことはできない。
もちろん、現状の入院生活の人を悪く言っているわけではない。
どんな人でも今より不健康な生活をするメリットなどどこにもないことを言いたいだけ。
節約をしてお金を貯めると、可能性を増やすことはできるが、お金そのものは自分を幸せにしてくれるわけではない。
健康的な生活が節約に繋がる
わかりやすい例だと、医療費。
健康的な生活を送っていれば、医療費が少なくなる。
例えば、虫歯を放っておいた人が歯科に行くと、歯科医から「抜歯するしかない」と言われる。
抜歯後にインプラントを入れると１本４０万円ほどかかるインプラントを2本入れることになり、80万円ほどの治療費がかかる。
歯磨きをサボったり、歯医者に行かなかったりするとこのような事態になってしまうことも珍しくない。
健康をおろそかにすることで医療費が増え、結果的に家計を圧迫することになる。
体の健康を保つ方法
病院に行く
体の健康を保つための最初のステップは、病院に行くこと。
病院に行くと治療費がかかると書いたが、手遅れな状態の方が治療費が高額になりやすい。
そうなる前に、違和感を感じたら早めに病院に行くこと。
早い段階であれば、治るまでの時間が短かったり、治療費が安かったり、痛くない治療で済むことがある。
つまり、病院に行くのは早ければ早いほどいい。（とは言ってもたまにめんどうだよね）
- 仕事が忙しくて病院に行けない
- 嫌いなことにお金をかけたくない
- 病院に行くのがめんどう
などの理由で病院に行かない人がいるが、悪い状態を放置しておくと、取り返しのつかないことになりかねない上、より治療に時間とお金がかかることになります。
病院で「異常無し」と言われれば、安心できるのでそれはそれでOK。
健康的な食事
人は基本的に食べ物で作られている。
昨日食べたハンバーガーが今は自分の一部であり、極端に言うと「ハンバーガー ＝ 自分」である。（ふざけていない）
ジャンクフードばかりを食べていると、体調を崩しやすくなるため、医療費が高くなりやすくなる。
すべての人が食生活を注意する必要があるが、特に注意が必要なのが、今、健康な人。
健康な人ほど、自分の健康を過信する傾向があるので、自分の健康を過信せずに健康的な食事を意識すること。
不健康な食事ばかりをしていると、いつか必ず痛い目をみます。必ず。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、気をつけた方がいい。
ハンバーガーを食べてはいけないわけではないが、体に悪い食べ物はほどほどに。
適切な睡眠
睡眠は重要。
だれもがわかっていることだが、いまいち自分ごとにできていない人が多いと感じる。
睡眠には体の免疫力を高めてくれる効果や自律神経を整えてくれる効果がある。
逆に言うと適切な睡眠ができていないと、体調を崩しやすくなったり、心を病んでしまうことになりかねない。
また、睡眠は特に脳に影響がある。
脳の老廃物を除去してくれたり、記憶を整理して定着させたりしてくれる。
脳に影響があるということは、仕事にも直結する。
仕事に影響があると収入にも影響するため、睡眠不足の人は収入増加の機会損失をしている可能性ががある。
とりあえず、1日7時間は寝るた方がいいかと。
睡眠について詳しいことが知りたい方は「眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話」という本がおすすめ。（この本眠らせる気あるのか？）
適度な運動
人類は運動することによって様々な機能を高めることがる。
また、運動は体の健康にのみ影響があると考えられていますが、実は脳にも好影響を与えるので、運動をすることは心身ともに健康になる。
「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」によると運動には以下のような効果がある。
- 学習効率を上げる
- ストレスに対する免疫が上がる
- 不安、うつを軽減する
- 注意散漫から抜け出す
- 老化を遅らせる
運動のモチベーションを上げたい、運動がどのくらい好影響を与えるのか知りたいという人は、「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」という本がおすすめ。
【まとめ】健康維持を甘くみないこと
健康をおろそかにしていると、いつか必ず痛い目をみることになる。
不健康な状態が続きすぎると、「病気」という形でいきなり現れる。
病気になってから健康意識し始めても、手遅れなことが多い。
治る病気ならまだいいが、治らない病気にかかると、死ぬまで治療費を払わなければいけない上、生活する上で制限がかかる。
糖尿病になると、年間の治療費は4万円〜12万円とも言われている。
定期的にインスリン注射を打たなければいけない上、食事の制限も多い。
それを一生続けることになる。
早いうちに、というか今から健康的な生活を送ることを強くおすすめする。
- 残業で睡眠時間が短くなってしまった
- おいしいけど体に悪い食べ物を選びがち
- 忙しくて運動していない
- 忙しくて病院に行けない
いろいろな要因で、基本的なことをすることが難しくなってしまうかもしれないが、一度基本を崩すと、人生が崩れ始める。
人生が崩れ、人生設計が狂い、こんなはずじゃなかったと嘆く。
ただ、何歳からでも戻すことができます。
たかが睡眠、たかが食事とバカにせずに、基本的な生活を取り戻すこと。
その成果が出始めるのは時間がかかりますが、健康的な生活を続けてきて良かったと思える日が来る。
基本的な生活という土台を作った上で、節約に取り組んだ方が人生の幸福度が上がることは間違いない。